[2009年03月08日]

黄水仙茶屋の戸袋風に鳴り

大井雅人

黄水仙が春の季語。
早いものでそこここに黄水仙が咲き始めました。この花は、ヒガンバナ科の多年草で北アフリカが原産、江戸時代に日本に渡来したといわれています。
水仙の中では一番芳香が強いとされていて、葉の周りの大きな花が春風を受けて揺れているのはとても素敵です。野生の白い水仙は11月ごろから咲きだすので冬の季語。そのほかの水仙は春の季語になっています。
この句の御茶屋の戸袋が風になっているのに対比して黄水仙が咲いているという風景は、葉山あたりかしら。暖かい日差しの中で黄色い水仙がまとまって揺れている様子がうかがえますね。
作者おおい・がじんの紹介は、2009年2月3日を参照。
(出典:「季語の花―春」ティービーエスブリタニカ、2001年刊)

投稿者 m-staff : 2009年03月08日 09:08

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