[2009年03月17日]

浮葉見えてさざ波ひろき彼岸かな

渡辺水巴(1882~1946)

彼岸が春の季語。お彼岸、入り彼岸、彼岸前、彼岸過ぎ、彼岸舟も同意の季語です。
今日は、彼岸の入りです。
春分の日をはさんだ3月17日から23日までの1週間を彼岸といいます。単に彼岸といえば春の彼岸を指して、秋分の日をはさんだ彼岸は秋の彼岸になります。寺では彼岸会を修し、先祖の墓参りをいたします。「暑さ寒さも彼岸まで」というようにこのころから春暖の気候になりますね。
この句は、味わいの深い句です。彼岸に当たってしみじみとこの世の儚さを感じています。池に葉が浮いていてさざ波が立っているというただそれだけで彼岸の情景が写りだされています。
作者わたなべ・すいはの紹介は、2005年2月4日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・18日のWBC韓国戦は誰が投げるかで決まります。

投稿者 m-staff : 2009年03月17日 09:13

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2644