[2009年03月24日]

春暁やまだ一言ももの言わず

倉田紘文

春暁(しゅんぎょう)が春の季語。春あかつき、春の暁、春の曙、春夜明けなども同意の季語です。
清少納言の「春は曙」がこの季語に大きな役割を果たしています。あかつきは夜が明けかかっていますが、まだ暗い状況をいい、あれこれと少しずつ物が見えはじめた様子を表しています。
この句は、春の暁のころの朝まだき、心の中では目を覚ましていますが、言葉として声が出ていない状況を示しています。
作者くらた・こうぶんは、1940年大分県山香町の生れ、父の影響で俳句をはじめました。高野素十に師事し、「芹」に投句。32歳で「蕗」を創刊主宰しました。自然を大切にし、写生を重んじます。別府大学の文学部名誉教授。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・侍ジャパンは、韓国に勝つ。原監督の采配に期待する。

投稿者 m-staff : 2009年03月24日 10:02

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