[2009年03月31日]

花辛夷ひとは何かに励みをり

榊原風伯

花辛夷(はなこぶし)が春の季語。木筆、山木蘭、こぶしはじかみなども同意の季語です。
こぶしが咲いているのを見ていると、一所懸命に天職として何かの仕事を励んでいる職人を思い浮かべます。
辛夷は、春になると、葉の出る前に、小枝の先に白い大型の六弁の花を咲かせ、よい香りがします。白雲のように高く咲く花は春の象徴としてまことにさわやかな印象を受けます。
この句には、こぶしが咲いて、ああ今年も年度末が来て、よく働いた1年であったという感傷的な気分がこもっています。
(出典:「炎環」2005年6月号より)
・花辛夷を見て、試合を決めたWBCのイチローのセンター前のツーランシングルヒットを思い浮かべます。

投稿者 m-staff : 2009年03月31日 09:59

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2658