[2009年04月01日]

舌を出す夢の三鬼や四月馬鹿

桂 信子(1914~2004)

四月馬鹿が春の季語。万愚節(まんぐせつ)、エプリルフールも同意の季語です。
三鬼は、西東三鬼(1900~62)のことです。この句は、俳句を少しでもかじったことのある人なら、なるほどとうなずけます。三鬼が夢の中で舌を出しているというありえないことを題材にして「四月馬鹿」を上手に表現しています。
万愚節は、ヨーロッパからきた風習。11月1日の万聖節に対比してつけられました。四月馬鹿の由来については諸説があって本当のところはよく分かりません。
この日は、罪のないいたずら程度の嘘ならば許されるということで特に若い人たちは巧妙な嘘を作るのに懸命になります。
さあ、今年はどのような嘘をつこうかしら?
作者かつら・のぶこの紹介は、2005年6月4日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・今日は、長男のところの長男の1歳の誕生日。
長男に長男生まれ桃の花     風伯

投稿者 m-staff : 2009年04月01日 09:21

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