[2009年04月15日]

たんぽぽの絮ふるさとを出奔す

青柳志解樹

たんぽぽ(蒲公英)が春の季語。鼓草、藤菜も同意の季語です。
たんぽぽが咲き乱れる季節になりましたね。
たんぽぽは、キク科の多年草。路傍や原っぱの至るところで春の日を浴びて咲いています。
この句は、たんぽぽの絮(わた)がふるさとを出奔(しゅっぽん)すると断じています。出奔は、何か悪いことして逃げて行方をくらますことをいいます。逐電という言葉もこれに当てはまります。江戸時代は、在所から出るのにいちいちお上に届けなければならない時代でした。
今の時代もこれに類することはいっぱいありますね。
作者あおやぎ・しげきの紹介は、2005年10月12日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・昨日の雨でみどりが鮮やかです。

投稿者 m-staff : 2009年04月15日 09:21

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