[2009年04月16日]

おそ春の雀のあたま焦げにけり

室生犀星(1889~1962)

おそ春が春の季語。遅春(ちしゅん)春遅遅、遅き春なども同意の季語です。
おそ春の意味としては、暦の上ではもう春になっているのに、暖かい日がやってこないことをいいます。ことに山深い地方や雪国では切実な思いでしょう。いつまでも厚い氷に閉ざされた湖沼や深い雪に覆われた田畑で生計を立てている人にとってはやるせない風景です。都市生活者にはなかなか実感がありませんね。
さて、この句はその思いを「雀の頭が焦げる」ほど春を渇望していると詠むことで一端をうかがい知れます。
作者むろう・さいせいの紹介は、2005年6月20日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)
・イチローの居ない間のマリナーズは、6勝2敗。今日からイチローが出場、さて、どうなることでしょうね。

投稿者 m-staff : 2009年04月16日 09:07

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