[2009年04月18日]

緑なす松や金欲し命欲し

石橋秀野(1909~47)

緑なす松が春の季語。松の緑、緑立つ、若緑、若松、初緑、松の芯なども同意の季語です。
広がった松の枝の先に、ろうそくを立てたような軸芯が立ってきます。これが「松の芯」です。しばらくするとそこから若々しい緑色の新芽が勢いよく出てきます。松の新芽のことを「若緑」ともいいます。
この句の作者は、38歳で亡くなりました。山本健吉の奥様でした。
体調の悪い人は、元気な人を見ると無性に腹が立つそうです。きっと松の新芽を見て、そのように感じたことでしょうね。
作者いしばし・ひでのの紹介は、2005年9月7日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・今日は、県立神奈川近代文学館で「虚子没後50年記念展」を見て、そのあと句会。

投稿者 m-staff : 2009年04月18日 07:58

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