[2009年04月28日]

月の夜の海なき国を柳絮とぶ

飯田龍太(1920~2007)

柳絮(りゅうじょ)が春の季語。柳の絮(わた)、柳の花も同意の季語です。
作者の住んでいた甲斐の国、山梨県には海がありません。月の出ている夜に白い柳の絮がたくさんに飛んでいる様子は、幻想的ですね。
春に柳が葉の伸びない前に、暗紫色の花をつけ、実を結んで熟し、綿のような種子を飛ばします。これが柳絮です。風のない日も静かに空に漂う様子は、春ののどかさを表しています。
北京は、街中に柳絮が飛んで有名ですが、見てみたいものですね。
作者いいだ・りゅうたの紹介は、2005年1月31日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・豚インフルは、どこまで広がるのかしら、なるべく人ごみに入らないようにしよう。

投稿者 m-staff : 2009年04月28日 08:34

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