[2009年05月05日]

手つかずの空ありて夏立ちにけり

伊藤通明

夏立つが夏の季語。立夏、夏に入る、夏来るも同意の季語です。
立夏は、24節気のひとつ。暦の上では夏に入りますが、北海道ではようやく桜の季節になります。まだそこここに春の気配が残っていますね。遅い霜が降りたりしますが、日の光も少しずつ強く感じられます。
この句は、作者の鋭敏な感覚と叙情性に強く惹かれます。「手つかずの空」なんてありえませんが、夏立つという言葉で何か不思議に共鳴してきます。
今日は、こどもの日、端午の節句、立夏。
7歳の女児、2歳の男児、1歳の男児、みな元気に育つようにと祈っています。
作者いとう・みちあきの紹介は、2006年10月3日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・横須賀は雨。富士山も相模湾も見えません。

投稿者 m-staff : 2009年05月05日 08:42

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