[2009年05月06日]

濁流の洲に残りたる姫女苑

福田甲子雄(1927~2005)

姫女苑(ひめじょおん)が夏の季語。貧乏草(びんぼうそう)も同意の季語です。
初夏になればどこにでも咲いているキク科の多年草。
貧乏草とはよくぞつけましたね。これは明治の初めに北アメリカから渡来した帰化植物のせいでしょう。
雑草の類といわれていますが、路傍にしっかりと根付いて咲いているのはいいものですよ。近くでは武山養護学校の前の草むらにたくさん咲いています。
この句は、見たままを句にしていますね。雨上がりの河は、濁流です。中洲にはそれにも負けずに姫女苑が咲いています。この花の宿命を暗示しているようです。
作者ふくだ・きねおの紹介は、2006年2月5日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・雨の黄金週間もいいものですね。

投稿者 m-staff : 2009年05月06日 09:03

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