[2009年05月15日]

ひたぬれて朝のねむりの水芭蕉

堀口星眠

水芭蕉が夏の季語。
何年か前に尾瀬の入り口まで、バスに乗って水芭蕉を見に行きました。林の中の湿地に、座禅草と水芭蕉が並んで咲いていて幻想的な雰囲気でした。
水芭蕉は、サトイモ科の多年草で、本州中部以北の湿地や水辺に群生しています。関東では尾瀬沼が有名です。白い大きなほうが帆のようで美しいものです。
この句は、朝の眠りの中で湿地に濡れて咲いている水芭蕉の山に初夏を呼ぶ様子が伝わってきます。「ひたぬれて」は、ずぶぬれ、びしょぬれのことをいいます。
作者ほりぐち・せいみんの紹介は、2005年8月27日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2009年05月15日 08:52

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