[2009年05月16日]

捩花をねじり戻してみたりけり

中原道夫

捩花(ねじばな)が夏の季語。ねぢればな、もぢばな、もぢずり、文字摺草(もじずりそう)などが同意の季語です。
ベランダの鉢や広場の花壇に捩花が風に乗って住んでいます。愛らしい風景ですね。
捩じれて咲くひとつずつの花は、ラン科特有の形で薄紅の花の色はとても優しいものです。
この句は、わざわざ捩花のらせん状になったねじれに興味を持った作者がどのような姿になっているかを解明しようとしている姿勢に打たれます。
作者なかはら・みちおの紹介は、2007年6月14日を参照。
(出典:青柳志解樹編著「俳句の花・上巻」、創元社、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2009年05月16日 08:58

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