[2009年05月17日]

みやこぐさ名もこころよくねころびぬ

大野林火(1904~82)

みやこぐさ(都草)が夏の季語。
都草は、道辺のそこここに点々と咲いていて、京の都へ続く、旅人の通ったあとを思わせるところがあります。都草という名前に惹かれるところから来ているように思われます。
マメ科の多年草で、京都によく咲いているからこの名前があるといわれています。全国のいたるところに自生しています。鮮やかな黄色の花を開かせます。花の色から黄金花、形から烏帽子草と呼ばれています。
この句は、野原に寝転んで花を観賞している作者の感性の豊かさに感動します。
作者おおの・りんかの紹介は、2005年6月13日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2009年05月17日 09:47

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