[2009年05月18日]

神の声湧くごと森の車百合

加藤知世子(1909~86)

車百合が夏の季語。百合の花、百合、山百合、白百合、鬼百合、姫百合、笹百合、鹿の子百合、鉄砲百合なども同意の季語です。
百合は、種類が多く、すべて百合の花と呼ぶには無理がありますね。
百合は世界各地に分布していますが、日本は世界的に百合王国と呼ばれています。
この句は、いささかオーバーに聞こえますが、森に咲いている車百合がまるで神の声のように感じると作者は見ています。暗い森の中で白く大きな百合の花が咲いているのをみればそのように感じるのはひとつの感性なのでしょうね。
作者かとう・ちよこの紹介は、2005年8月27日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・新型インフルはどこまで広がるのかしら。

投稿者 m-staff : 2009年05月18日 09:05

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