[2009年05月20日]

芍薬の蕋の湧き立つ日向かな

炭 太祇(1709~71)

芍薬(しゃくやく)が夏の季語。
作者は江戸時代の俳人。
芍薬は、豪華ですが、どこか淡白な色合いの花です。ボタン科の多年草で、古く中国から渡来しました。高さが1mほどの茎の先に美しい花を咲かせます。白色、淡い紅色が一般的ですが、濃い紅色や絞り、一重咲、八重咲などいろいろな品種があります。よく似ている牡丹は木で、芍薬は草であることが違いです。
この句は、日向に芍薬の蕋(しべ)が湧くように勢いよく咲いている光景がよく捉えられています。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
作者たん・たいぎの紹介は、2007年7月8日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2009年05月20日 09:15

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