[2009年05月22日]

昨年より老いて祭の中通る

能村登四郎(1911~2001)

祭が夏の季語。御祭、祭礼、夏祭り、神祭、榊取る、榊さす、神輿、渡御、宵宮、山車、祭太鼓など多数が同意の季語です。
5月は夏祭りのシーズンです。京都では、葵祭、東京では神田祭、浅草の三社祭と続きます。祓いと除災を目的にする祭のが特徴です。
この句は、しみじみとした哀歓を感じますね。祭り好きの日本人であることのうれしさ同時に、来年の夏祭りまで元気でいたいという作者の思いが伝わってくるようです。
季語に榊さす、榊取るとありますように、「榊」は神社の社務所にあり、祭の大事な役割を担っています。榊原のご先祖さんは神主かもしれませんね。
作者のむら・としろうの紹介は、2006年8月20日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・新型インフルへの対処の仕方で社会の弾力性が試されているようですね。

投稿者 m-staff : 2009年05月22日 09:25

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