[2009年05月24日]

十薬の香の夕ぐれを跼みゐる

阿部みどり女(1886~1980)

十薬(じゅうやく)が夏の季語。どくだみも同意の季語です。
どこにでも咲いています。独特の悪臭は誰にでも嫌われますが、湿った暗いところに咲いている白い花は特徴的です。
どくだみ科の多年草。梅雨時に多く、白や黄色の花は、すがすがしく感じます。古くから薬草として重宝されて、「毒痛み」という名前からどくだみと呼ばれています。
この句は、「跼(かが)みゐる」という言葉にひかれます。夕暮れの庭にひっそりと咲いている異臭の十薬の存在がぽっかりと浮かんでくるようです。
作者あべ・みどりじょの紹介は、2005年6月2日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・今日はマンション管理組合の定期集会、2年の任期を終えて理事長を退任します。うれしい日です。

投稿者 m-staff : 2009年05月24日 09:11

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