[2009年06月05日]

旅の髪洗ふ卯の花腐しかな

小林康治(1912~92)

卯の花腐し(うのはなくたし)が夏の季語。卯の花腐(くだ)しも同意の季語です。
旧暦の4月を卯の花月といいます。そのころに降る雨で、ちょうど卯の花を腐らせるのではないかというこころの、趣のある季語です。このころは天気が落ち着がなく、走り梅雨ともいいますね。卯の花
万葉集にも歌われています。
今日は、芒種。24節気のひとつで小満のあと15日目。芒(のぎ)のある穀物をまく時期で、田植えの時期に入り、しだいに梅雨めいてきます。
この句は、旅に出たひとの雨に対する思いが伝わってくるようです。
作者こばやし・こうじの紹介は、2008年8月1日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・雨の日が多くなりましたね。

投稿者 m-staff : 2009年06月05日 10:07

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2726