[2009年06月11日]

世を隔て人を隔てて梅雨に入る

高野素十(1893~1976)

梅雨に入るが夏の季語。入梅、梅雨めく、梅雨入、梅雨はじまるも同意の季語です。
毎年、陽暦の6月11日か12日が入梅で、立春から135日目にあたります。それからおよそ30日間が梅雨の時期です。
始めは静かな雨ですが、後期になると荒れて、大雨、集中豪雨になることが多いものです。
この句は、まさに隠居老人の独白のようですね。昔から梅雨の時期になると何事も億劫になり、人は籠りがちになり、誰にも会いたくなくなるようですね。
作者たかの・すじゅうの紹介は、2005年2月23日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・10日、関東甲信越の入梅を気象庁が宣言。平年より2日遅く、昨年より12日遅いという。

投稿者 m-staff : 2009年06月11日 09:18

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