[2009年06月12日]

青梅が籠に身をつめ夜の豪雨

野澤節子(1920~95)

青梅が夏の季語。梅の実、実梅、小梅も同意の季語です。
青梅が目立っているのは梅雨のころです。試みにかじれば酸っぱい顔になります。未熟な青い実も熟した実も、梅漬け、梅酒などに加工することが多く知られています。
テレビのCMでよく「梅酒」の宣伝を見かけますが、そんなに買って飲んでいるとは思われず、いつも売れているのかしら、と心配になります。
この句は、その青梅がつつましく籠にいっぱい入っていて、外には豪雨が来ました。心おだやかならぬ夜でした、といっています。
作者のざわ・せつこの紹介は、2005年3月9日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2009年06月12日 10:31

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