[2009年06月25日]

むらさきのこゑを山辺に夏燕

飯田蛇笏(1885~1962)

夏燕(なつつばめ)が夏の季語。
14階建てのマンションに住んでいますが、何ヵ所かに燕が巣を作っています。それを喜ぶ人と汚れるので嫌がる人とにわかれます。どちらが正しいかを判断するのは難しいことですね。
燕は春に渡来すると、4月下旬から7月下旬にかけて2回産卵します。産卵の巣は人家に作りますので、子育てをする燕の愛らしい光景がよく見られますね。
この句は、甲州の山辺で鳴いている燕の声を「むらさきの声」と表現して、美しい句に仕上がっています。山は新緑から深緑へ移っています。
作者いいだ・だこつの紹介は、2005年6月23日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・相模湾が明るくなると晴れてきます。

投稿者 m-staff : 2009年06月25日 09:15

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