[2009年07月02日]

ふところに乳房ある憂さ梅雨ながき

桂 信子(1914~2004)

梅雨ながきが夏の季語。梅雨(ばいう)、梅の雨、、青梅雨、梅雨じめり、迎へ梅雨、梅雨の走りなども同意の季語です。
雨の降るつらい季節の体感を句にしています。女性でなければ作れない句と見ました。梅雨が長いとこのような気分になるのでしょうね。
自らの体感を「すこん」と句にしていて好感が持てますね。たしかに、毎年のこととはいえ、1か月も雨が降っていればいい加減いやになってしまいます。
雨が降れば、屋根のない球場で野球をやっている選手はかわいそうですが、それも「野に球」の精神で乗り越えるしかないでしょう。
作者かつら・のぶこの紹介は、2005年4月30日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2009年07月02日 09:47

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