[2009年07月06日]

おしめりや朝顔市に人減らず

石川桂郎(1909~75)

朝顔市が夏の季語。
7月6日から8日まで、東京入谷(いりや)の鬼子母神境内で開かれる、鉢植えの朝顔を売る市のことです。このあたりは、都市化される前は、朝顔園が多く、江戸時代には入谷田んぼといわれていました。
現在は、江戸川や葛飾の業者の行灯づくりなどが声高く売られています。夏の風物詩という感じですね。
地下鉄の日比谷線の中で、市帰りの人が鉢植えの朝顔を大事そうに運んでいるのをよく見かけました。
それにしても朝顔市は雨に縁がありますね。「おしめりや」が芭蕉のいう「軽ろみ」でしょうか。
作者いしかわ・けいろうの紹介は、2006年2月8日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2009年07月06日 09:46

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2758