[2009年07月07日]

艸いきれ忘れて水の流れるるや

松瀬青々(1869~1937)

艸(くさ)いきれが夏の季語。草のいきれ、くさいきりも同意です。
夏になると、日光に強く照らされたく草の茂みから起こる、むっとするような熱気を言います。草の生命力に圧倒されますね。
この句は、岸辺に繁茂している草たちを冷静な眼でとらえていますね。時には、草いきれで呼吸がままなくなるような気分に陥りこともありますが、そのような時は、水の流れに心を転じて見ることに集中しましょう。
旧字の「艸」の字も趣があり、いいものですね。
今日は、一部の地域で七夕ですが、俳句では秋の季語になります。
作者まつせ・せいせいの紹介は、2007年4月5日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
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投稿者 m-staff : 2009年07月07日 09:19

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