[2009年07月10日]

青芒日照雨鎬をけづり来る

川端茅舎(1897~1941)

青芒(あおすすき)が夏の季語。芒茂る、青薄も同意の季語です。
夏の日盛りの中で、元気に光をたたえて青々と茂っている芒をいいます。その芒の青さを愛でて使う季語です。
春になって芽の出た芒は、夏になると葉が1から2メートルにまで成長して、風になびいている様子は涼しさを呼びます。
この句は、青い芒の野原に、日照雨(そばえ)が鎬(しのぎ)をけずるように押し寄せる光景を伝えてくれます。それらの音も一緒に聞こえるようですね。
作者かわばた・ぼうしゃの紹介は、2005年2月15日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の草木」、創元社、2005年刊)
・昨晩からの風が今朝も荒れ狂っています。ベランダから見える富士見小学校のプールでは、子供たちが水に入ってはしゃいでいます。

投稿者 m-staff : 2009年07月10日 10:32

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