[2009年07月16日]

医師の来て垣覗く子や黐の花

冨田木歩(1897~1923)

黐(もち)の花が夏の季語。
垣根や家の裏、庭の隅に植えられていて、目立たない木ですが、黄緑色の細かい花をつけて、香りが強く印象的です、
モチノキ科の常緑喬木。木の皮からとりもちを作るのでこの名前がつきました。
この句は、常時病人であった作者の健常者に対する思いを表現しています。緑の青々とした元気にあふれる黐の花に比べて病床に臥せっている作者の気持ちが伝わってきます。
今日は、昔で言えば、薮入り。奉公人が正月やお盆に休暇をもらって親元へ帰ることです。近頃ではあまり見かけなくなりましたね。
作者とみた・もっぽの紹介は、2005年7月28日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・オールスターゲームで一番の主役は、オバマ大統領でした。かっこいいねえ。

投稿者 m-staff : 2009年07月16日 08:28

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