[2009年07月24日]

合歓の花沖には紺の潮流る

澤木欣一(1919~2001)

合歓(ねむ)の花が夏の季語。ねぶの花、花合歓も同意の季語です。
芭蕉に名句あり。
象潟や雨に西施がねぶの花
絹糸のように見える多数のおしべで、下のほうにある花弁はなかなか目につきませんね。夜になると羽状の葉をたたんで眠りにつきますので「ねんねの木」という地方もあるようです。葉は夜になると閉じますが、花は夕方には開きます。
薄絹の扇にも似たふんわかとした花は、雨の日がいちばん美しく感じます。
この句の場面は、「紺の潮」が流れるとありますから、黒潮で暖かい地方でしょうね。それと合歓の花との交歓が感じられます・
作者さわき・きんいちの紹介は、2005年3月8日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・2006年の7月22日に横浜から横須賀へ移転しました。早いもので4年目に入りました。ようやく周囲の環境に慣れました。

投稿者 m-staff : 2009年07月24日 10:41

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