[2009年07月28日]

みじろぎもせず炎昼の深ねむり

野見山朱鳥(1917~70)

炎昼(えんちゅう)が夏の季語。夏の昼、夏真昼も同意の季語です。
この季語は、俳句的表現ですね。普通の会話では登場することはないでしょう。「えんちゅう」と音で聴いても何のことやら「円柱」のことかしらといわれてしまいます。
炎昼は、夏の昼のもえるような暑さをいいます。日盛りというよりはずっときびしく強い表現です。そのようなときは、外出せずにじっと昼寝でもして耐えるしかありませんね。
病弱の作者に次の句があります。
炎天を駆ける天馬に鞍を置け  朱鳥
元気で活動したい思いが伝わってくるようです。
作者のみやま・あすかの紹介は、2005年4月19日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・毎日、天気が悪いですね。作物は、不作の匂いがします。

投稿者 m-staff : 2009年07月28日 09:24

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2780