[2009年07月30日]

ただ灼けて玄奘の道つづきけり

松崎鉄之介

灼けてが夏の季語。熱砂、熱風、灼熱、灼岩なども同意の季語です。
真夏の太陽の直射熱の激しさをいいます。特に、道は裸足で歩くとやけどをするように暑いものです。
この句のある「玄奘の道」も暑さの極みであったでしょうね。
玄奘(げんじょう)三蔵法師は、「西遊記」の主人公、629年に中国の長安を出発し、天山南路からインドに入り、ナーランダー寺に学び、645年に帰国後、「大般若経」など多数の仏典を翻訳しました。玄奘三蔵。三蔵法師などと呼ばれています。
実際に現地へ行かれたかどうかはわかりませんが、情感がありますね。
作者まつざき・てつのすけの紹介は、2005年4月8日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・気象庁のスーパーコンピュータでさえ捉えきれない天候異変、この夏はいったいどうなるのでしょうね。

投稿者 m-staff : 2009年07月30日 10:10

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