[2009年08月02日]

茄子の花知命を過ぎて父母を持つ

相馬遷子(1908~76)

茄子の花が夏の季語。花茄子も同意の季語です。
茄子は、北海道で育った小さいころからよくその姿を目にしてきました。紫色の花、実、葉が美しく、昔は観葉植物であったことがうなずけます。茄子には、むだ花がなく、果実をつけながら次々と花を咲かせます。栽培品種の多いのも特徴です。
「知命」というのは、天命を知ること。そして「論語」にある「五十而知天命」から50歳を意味します。
この句のように、50歳を過ぎても父母が元気に居てくれてありがたいと思う気持ちに、茄子の花がぴったりの感じがします。
作者そうま・せんしの紹介は、2005年5月2日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・このところ毎晩三浦半島で、花火の音がしています。

投稿者 m-staff : 2009年08月02日 10:05

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