[2009年08月03日]

ラムネ玉ころりと父子旅了る

能村登四郎(1911~2001)

ラムネが夏の季語。冷やしラムネも同意の季語です。
この句では、父と子がどこかに旅をして、その旅の了(おわ)りにラムネを飲んでいます。ただそれだけの風景を俳句では大事にします。
ラムネの玉が「ころり」と音を立てて、よりいっそう父子の間の親愛が深まります。緑色のガラスびんの中に、口の玉を落として飲むラムネは、子供のころへの郷愁を誘いますね。
わたしのラムネの句。
ラムネぽん故郷遠し夏祭り    風伯
作者のむら・としろうの紹介は、2006年8月20日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・マニフェストをよく読んでみましょう。

投稿者 m-staff : 2009年08月03日 10:26

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