[2009年09月01日]

琴の音のしづかなりけり震災忌

山口青邨(1892~1988)

震災忌が秋の季語。震災記念日、防災の日も同意の季語です。
さあ、今日から9月。二百十日。防災と台風のシーズンです。
今から86年間の今日、相模湾を震源とする「関東大震災」が起きました。1923(大正12)年9月1日午前11時58分。昼時に家々では火を使っていたせいで火災が各所で発生して被害を甚大にしました。東京の死者、行方不明者は7万人を超えました。現在の墨田区横網町震災記念堂では毎年この日に慰霊祭が行われます。
横浜や横須賀にも被害が及びました。科学技術が発達したのですから何とか被害を少なくしたいものです。
この句は、震災をしのぶことに比して、なぜか琴の音が静かに聞こえてくると詠っています。静と動の対比の妙ですね。
作者やまぐち・せいそんの紹介は、2005年3月13日を参照。
(出典:「俳句歳時記」光文社文庫、1991年刊)
・台風11号は見事に逸れて一安心。

投稿者 m-staff : 2009年09月01日 10:31

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