[2009年09月09日]

菊の日や水すいと引く砂の中

宇佐美魚目

菊の日が秋の季語。重陽(ちょうよう)、重九、重陽の宴、菊の節句、菊水なども同意の季語です。
今日は、中国から渡ってきた重陽の節句。陰暦9月9日は、陽数の9が重なるので重九、重陽と呼んでめでたい日とされてきました。
平安時代には宮中の行事でした。9月9日を秋祭りとする滋賀多賀大社古例祭も開かれます。
この句は、海辺の秋の風景に、菊の日のめでたい気分を合わせています。砂の中に水が水と引くという何でもないことをめでたい気分に重ね合わせています。
作者うさみ・ぎょもくの紹介は、2006年6月21日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・イチローの記念切手が発売されるようですね。

投稿者 m-staff : 2009年09月09日 09:39

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