[2009年09月23日]

梨出荷大き麦藁帽に青空

大野林火(1904~82)

梨出荷が秋の季語。ありのみ、梨子、水梨、円梨なども同意の季語です。
今日は秋分の日。
20日に長男のお嫁さんの両親が大分から車でやってきました。お土産は梨。大分県玖珠郡九重の玉井果樹園で生産された梨でした。おいしかった。
梨は、「万葉集」でも取り上げられている秋の代表的な果物。日本梨と洋梨があります。日本梨の代表は長十郎、晩三吉。洋梨は二十世紀。さまざまな改良種が出ています。青梨には八雲、菊水がおいしくいと評判です。
この句は、梨を出荷している農家の喜びを、青空と大きな麦藁帽子で表現しています。作者が住んだ横浜の田園都市線ではいまでも梨を栽培しています。
同じ作者に次の句があります。
 梨を分け病人のことたづねけり   林火
作者おおの・りんかの紹介は、2005年6月13日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2009年09月23日 09:28

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2843