[2009年10月09日]

秋霖の音のをりをり白く降る

長谷川素逝(1907~46)

秋霖(しゅうりん)が秋の季語。秋の雨、秋雨、秋黴雨(あきついり)も同意の季語です。
秋といえば秋晴れを連想しますが、全体にお天気は悪いほうが普通ですね。特に、秋雨前線が停滞してうっとうしい日が続きます。毎日、雨が降れば目も当てられませんね。
秋雨はうそ寒く、心は沈み浮きたちません。そのような折の夕方でしょうか。この句は、秋霖の音に混じってまるで白くわびしく雨が降っていると詠っています。まことにこのとおりの風情ですね。
作者はせがわ・そせいの紹介は、2005年10月1日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・台風18号が北へ去りました。まだ風の唸りが耳のそこに残っています。

投稿者 m-staff : 2009年10月09日 11:05

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