[2009年10月12日]

木犀の香や純白の犬二匹

高野素十(1893~1976)

木犀(もくせい)が秋の季語。金木犀、銀木犀、薄黄木犀なども同意の季語です。
今日は体育の日。運動会の会場に行く途中には、きっと木犀の甘い香りがしていることでしょうね。
木犀は、きんもくせい、うすぎもくせい、ぎんもくせいなどの総称です。江戸時代に中国から渡来しました。この木は、質が優れていて彫刻や細工物に用いられます。
この句は、木犀の香りの中を、純白の犬が二匹、じゃれて遊んでいる光景が浮かんできます。豊かな日常が思われます。
同じ作者に次の句があります。
この門の木犀の香に往来かな     素十
木犀の香を楽しんで、立派な門の外を今日も多くの人たちが通り過ぎて行きます。
作者たかの・すじゅうの紹介は、2005年2月3日を参照。
(出典:青柳志解樹編著「俳句の花・下巻」、創元社、2008年刊)
・メジャーリーグの地区シリーズでレッドソックス、カージナルスが姿を消しました。勢いのないチームは落ちます。短期決戦の難しいところです。

投稿者 m-staff : 2009年10月12日 09:16

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