[2009年10月21日]

子の配信静かに痛む柚子のとげ

井本農一(1913~98)

柚子が秋の季語。柚、青柚、柚子の実、柚子は黄に、柚もぐなども同意の季語です。
柚子の仲間には、徳島県の酢橘(すだち)、大分県の芳酢(かぼす)、九州各地の木酢(きず)などがあります。長男のお嫁さんの実家が大分なのでかぼすをいつも送っていただきます。小ぶりですがとても美味しくいただきます。
この句は、子供とのいさかいが主題になっていて、それに柚子の棘が効いています。
作者はいつも何かに怒っていたような印象があります。
同じ作者に次の句があります。
「かくて夏果つ」と立腹帳に書きて寝る   農一
立腹帳という言葉は、珍しいですね。
作者いもと・のういちは、山口県周南市生れ、父は山口中学で山頭火と同級だった作家の青木健作。学問として連歌・俳諧を専攻し、お茶の水女子大や共立女子大などで教えました。芭蕉研究の評論のほかに、実作もよく手がけました。
(出典:青柳志解樹編著「俳句の花・下巻」、創元社、2008年刊)
・ヤンキースは、第3戦の投手交代で敗退。監督のミス。第4戦はどうでしょうか。ドジャースはあとが無い状態。

投稿者 m-staff : 2009年10月21日 09:56

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