[2009年10月25日]

山深く薬を掘りに行きしといふ

佐藤紅緑(1874~1949)

薬掘りが秋の季語。薬採る、薬草掘るも同意の季語です。
薬用になるあかね、くらら、さいと、せんぶり、りんどう、ききょうなどの根茎を掘ることをいいます。いまではなかなかお目にかかれない季語です。
秋の山野をたずねて薬用の草花を採取すること。落ち葉が始まるころが一番根茎に精が集まるという漢方薬の言い伝えにならったものです。
この句は、見たそのままです。採取者が無事に下山することを祈りましょう。
作者さとう・こうろくの紹介は、2006年12月29日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・ニューヨークは雨。日本シリーズは予想通り巨人対日本ハムに。

投稿者 m-staff : 2009年10月25日 09:59

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