[2009年10月27日]

ホトトギス草鴉も鳴かず雀も来ず

阿部みどり女(1886~1980)

ホトトギス草(杜鵑草)が秋の季語。時鳥草、油点草も同意の季語です。
連れ合いが杜鵑草をもらってきました。花瓶に入れてじっくり見ています。葉腋に紫色に斑点のある花を二、三個ずつ付けています。
地味ですが味わいのある花ですね。名前は、この花の斑紋が鳥のホトトギスの胸毛の模様に似ていることから由来しています。別名のユテンソウは、葉に油の染みのような斑点があることから名づけられました。
この句の作者には、ホトトギス草に対して何か恨みがあるのでしょうか。鴉も雀もだんまりを決めこんでいます。
作者あべ・みどりじょの紹介は、2005年6月2日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)
・台風20号が本土をかすめて北へ去りました。今朝は快晴で5合目まで雪の富士山、それに伊豆半島がくっきりと見えています。熱海も遠望できます。

投稿者 m-staff : 2009年10月27日 10:02

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