[2009年11月04日]

秋深し嘆きは人の辺にかへる

三橋鷹女(1899~1972)

秋深しが秋の季語。秋闌ける、深秋、秋深む、秋さぶなども同意の季語です。
晩秋は、秋の哀れ、秋の寂しさが日一日と募ってきます。そこここに冬の足音が聞こえてきますね。
この句は、「嘆きは人の辺に帰る」などと、見るもの聞くもの思いがすべてはかなくて、悲しい思いが伝わってきます。いささかつきすぎですが、たしかに秋も深まって、そのように感じます。
言わずもがなの名句。
秋深き隣は何をする人ぞ   芭蕉
作者みつはし・たかじょの紹介は、2005年2月26日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・昨日は稲村ガ崎まで落日を見にドライブ。渋滞に巻き込まれました。

投稿者 m-staff : 2009年11月04日 10:04

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2899