[2009年11月07日]

冬来れば大根を煮るたのしさあり

細見綾子(1907~97)

冬来るが冬の季語。立冬、冬立つ、冬に入る、冬来る、今朝の冬なども同意の季語です。
立冬は、24節気のひとつでこの日から暦の上では冬に入りますが、日本の各地はまだ晩秋の気配です。季節の境目は、とても曖昧になっていますね。
この句は、主婦ならではの冬の取り上げ方です。大根を煮て食卓に並べる楽しさは、冬のはじめの心持をよく表しています。
同じ作者に次の句があります。
冬来れば母の手織の紺深し   綾子
作者ほそみ・あやこの紹介は、2005年3月19日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・相模湾は凪で、船が多く見られます。

投稿者 m-staff : 2009年11月07日 09:05

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