[2009年11月12日]

しかと立つ火消纏や酉の市

水原秋櫻子(1892 ~1981)

酉の市が冬の季語。お酉さま、酉の町、熊手市、おかめ市なども同意の季語です。
今日は酉の市で一の酉。
酉の市は、11月の酉の日に各地の大鳥神社で行われるお祭り。初の酉の市を一の酉、順次、二の酉、三の酉と呼びます。年によっては三の酉がないこともあります。今年はありません。ある年は俗に火事が多いといわれています。
確りと火消し纏(まとい)の人形が市で売られている様子が分かります。
同じ作者に次の句があります。
二の酉やもてあましゐる雨支度   秋櫻子
酉の市に、雨が降るかと思って重装備で来たのに、どうしたことか雨が降らずに却って邪魔になってしまったと作者は言っています。
今日は、今上天皇の在位20年の式典があります。国旗を揚げて祝いなさい、といっても旗はなし。
作者みずはら・しゅうおうしの紹介は、2005年1月17日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2009年11月12日 13:29

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