[2009年11月14日]

初しぐれ病む身がおもふ人の上

石川桂郎(1909~75)

初しぐれ(時雨)が冬の季語。
冬の初めに降る雨のことで、青空の片側にさっと降り、また、すぐに止んでしまう雨を指します。ことに初時雨は、人恋しさの気配がありますね。
この句の作者は、病で寝込んでいるのでしょうか。そのような状況で他人の身の上を案じてもしょうがないことですが、却って気がかりに案じている様子がわかります。
昨晩は風雨の中、知人のお通夜で大田区雪谷まで出かけました。オバマ大統領が来日中のせいか警察官が厳戒態勢を布いていました。
作者いしかわ・けいろうの紹介は、2006年2月8日を参照。
(出典:「合本俳句歳時記・第三版」角川書店、2003年刊)

投稿者 m-staff : 2009年11月14日 09:45

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