[2009年11月16日]

冬ざれや雨にぬれたる枯葉竹

永井荷風(1879~1959)

冬ざれが冬の季語。
冬ざれ、冬ざるるも同意の季語です。
ものみな荒れ果ててさびしい様子になっている情景です。草木が枯れるばかりでなく、海も山も建物もすべて荒れた状態です。それらの風物とその荒れた季節を指していいます。
この句は、冬ざれと枯葉竹が季重なりですが、そのようなことを言わずとも冬枯れのさびしくて荒涼たる景色を言い当てています。散歩の途中でこのような光景を目にして打たれました。
作者ながい・かふうの紹介は、2005年1月8日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・「事業仕分け」に賛成の人の多いのに驚きます。国家公務員の横暴に悲憤慷慨です。

投稿者 m-staff : 2009年11月16日 10:18

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