[2009年11月27日]

冬凪ぎて砂に小貝の美しく

吉屋信子(1896~1972)

冬凪が冬の季語。寒凪も同意の季語です。
23日の勤労感慰謝の日は、1時間ほどかけて車で江ノ島まで出かけました。海は冬凪でまことに静かでした。家族連れのお父さんが20センチほどの鰹を吊り上げて子供たちが大騒ぎ。実に清々しい父親の顔が印象的でした。
西高東低型の冬型気圧配置がゆるんで強い季節風がおさまり、さらに移動性の高気圧がおおうようになると風がやんで海が凪ぎ渡ります。そのような日はラッキーですね。
凪がくればその後は荒天が控えています。
この句は、美しく哀れな海辺の一風景です。江ノ島の岸辺はテトラポッドに埋め尽くされています。
作者よしや・のぶこの紹介は、2006年1月3日を参照。
(出典:「合本俳句歳時記・第三版」角川書店、2003年刊)
・友人の早世は、身にこたえますね。

投稿者 m-staff : 2009年11月27日 10:12

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