[2009年11月28日]

汗拭いて米搗く僧や帰り花

大島蓼太(1718~87)

帰り花が冬の季語。返り花、帰り咲、狂い咲き、二度咲き、忘れ花、狂い花なども同意の季語です。
小春日和のころに、草木や花が季節はずれの花を咲かせることをいいます。
この句は、お寺の坊さんが懸命に米搗きをしていて、折からの小春日和で汗がにじんできました。米を搗く音が境内に響いています。頭上には鮮やかに帰り花が咲いているという風景が見えます。まるでお坊さんを帰り花が微笑んで見ているようです。
同じ作者に次の句があります。
夢に似てうつつも白し帰り花     蓼太
作者おおしま・りょうたは、信州伊那の生れ、江戸で名声を謳われた天明期の俳人。多くの門弟を得て、俳諧で重きを成しました。俗物の評もありますが、行動力のある人であったようです。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・円が84円台に突入。輸出企業は創意工夫着眼点で競争を勝ち抜くしかありません。ドバイはいつか破裂すると思いました。

投稿者 m-staff : 2009年11月28日 09:46

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