[2009年12月02日]

草枯や海士が墓皆海に向く

石井露月(1873~1928)

草枯が冬の季語。草枯る、枯れ草も同意の季語です。
海士(あま)は、海で魚や貝をとり、藻塩などを焼くことを業とする者をいいます。漁夫ともいいます。古事記にも出てきます。俳句では、春の季語にもなっています。
この句は、海を生計の糧にしていた海士の人たちのお墓がずらりと皆海に向かっていて、その周りの草が枯れている様子が心を打ちますね。海と人間の深い縁が感じられます。
作者いしい・ろげつは、秋田県女米木の生れ、文学を勉強するために上京し、「日本」新聞の記者となります。正岡子規に師事し、俳句を学びます。以後、秋田に帰り、「俳星」を創刊主宰し、東北における重鎮として活躍します。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・アメリカは産軍複合体国家。アフガニスタンでもオバマ大統領の姿勢は同じです。

投稿者 m-staff : 2009年12月02日 10:26

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