[2009年12月10日]

着ぶくれて手軽に人を宥さざる

山田みづえ

着ぶくれが冬の季語。
会社員だったころ毎朝のラッシュは大変でした。特に冬になると、自らも衣類を重ねてきて防寒に備えましたから満員電車は地獄でしたね。勤めていて一番つらかったことのひとつです。
冬の風物詩といっても誰も黙々とこの習慣から脱却できません。都会に住んでいては無理かもしれませんが、満員電車をなくす方法はないのでしょうか。
この句は、「手軽に人を宥(ゆる)さざる」が効いています。人の心理の一面をうまくついています。
作者やまだ・みづえの紹介は、2005年2月12日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊行)

投稿者 m-staff : 2009年12月10日 10:34

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