[2009年12月12日]

喪の家に冬海月をあげにけり

大野林火(1904~82)

冬海が冬の季語。冬の浜も同意の季語です。
ベランダから相模湾が見えます。凪いでいるときは、明るく本当に心が和みます。しかし、天気が悪くなると、暗く荒涼として、心に暗雲が忍び込んできます。
冬の海の語感からはどうしてもオホーツクや日本海を浮かべてしまいます。
この句は、今年亡くなった方の喪の家にもいつもと変わらずに、月が登ってきます。季語の「冬海」が何かを訴えているようです。
作者おおの・りんかの紹介は、2005年6月13日を参照。
(出典:平井昭敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・今日は見事に相模湾が見えます。熱海の高層ビルがきれいです。

投稿者 m-staff : 2009年12月12日 09:48

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2952